新聞広告とは

最近新聞を読む事はありますか?

新聞紙は古くから情報ツールとしての重要な役割を長年担ってきた紙媒体です。4大マスメディアの一つですがインターネットなどの台頭により昨今新聞紙を取らない、見ない人も多いという事実もあります。

そもそも新聞紙で広告を打ち出す必要はあるのか?どんなメリットデメリットがあるのか?費用はどれぐらい?など新聞広告に纏わるお話が本日のテーマでお話したいと思います。

目次

新聞広告とは

新聞紙の紙面に掲載される広告を指します。
新聞に挟まれるチラシなどは含まれません。

掲載される広告は多種多様な内容が掲載が可能で
告知やPR、謝罪掲載などが日々広告が打ち出されています。

特に読まれている新聞紙は5社あり
纏めて全国紙と言われている新聞となっています。
読売新聞 朝日新聞 毎日新聞 日本経済新聞 産経新聞

その他はブロック紙と言われる一定の都道府県で購買されるブロック紙や専門的な業界紙、地域で購買される地方紙などが存在しています。

従来よりある情報ツールとして高い公共性を有しているのも特徴となっています。

高い公共性を有する広告媒体で購買率が高いのは全国紙

新聞発行部数はどれくらい?

一般社団法人日本新聞協会が開示している新聞の発行部数によると
2020年度は約3500万部となっており20年前の2000年度は約5300万部と冒頭でも触れたインターネットの発達により情報ツールの多角化などで年々減少傾向にあります。

新聞紙の特徴の一つで1日に2回発行される特殊な媒体で朝刊と夕刊があります。新聞紙はインターネットなどの媒体と比べると情報伝達の速度で不利な面があるため1日2回発行することで情報伝達を早めるようになっています。

セットor朝刊or夕刊の3種類から選べる事が多く
もっとも発行されているのは朝刊となっています。

読む時間帯で多いのは朝に読まれる方が大多数のようです。

全国発行部数では約8割近くを朝刊が占めています。
セット:約720万部
朝刊:約2700万部
夕刊:約77万部

参考元:一般社団法人日本新聞協会 調査データ

新聞発行部数は全国で約3500万部

新聞広告の位置

新聞広告では主に4つ種類に場所が分かれている事が多いです。

各場所によって向いている広告やイメージ、掲載料などが異なるため広告を打ち出す際、場所の選定は重要な事柄となります。

①記事下

新聞紙面の記事下に掲載される広告。

記事文面と分けられている為、一番広告と分かりやすい場所となっています。掲載できるスペースが大きく最も利用される事が多く
大きいサイズで掲載が可能なので写真やイラストなど様々な情報を掲載する事が可能です。

②突き出し

記事面の下や左右の両端などに掲載される広告。

記事の中から突き出している様子から突き出し広告とも呼ばれます。文字主体の掲載記事スペースの中で目に付きやすい場所となっています。

③記事中

記事欄に唯一掲載できる広告。

記事内に広告が掲載されるためサイズは小さいものに限られる事が多いが記事を読む中で一緒に読まれる確率が高いため広告効果が得られやすいです。

④題目横 下広告

社名が書かれた横や下などに掲載される広告。

スペースは記事中に次いで狭めだが目立つ場所にありブランドイメージの向上などに向いています。

新聞広告は掲載場所によって値段効果など異なる

新聞紙のエリア

全国紙

朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 日本経済新聞 産経新聞
主要5社が全国紙に分類される。

文字通り全国に渡って購買読者がいるため大多数向けの宣伝などに有効だが金額は他社と比べ高めになりやすい。

ブロック紙

北海道新聞 中日新聞 東京新聞 西日本新聞
ある程度のエリアに購買読者がいる新聞

全国紙に比べ地域エリアは狭くなるが費用を抑えつつ一定エリアセグメントで訴求が可能。

地域紙

岩手日報 新潟日報 神奈川新聞 岐阜新聞 京都新聞 沖縄タイムスなど一定地域に購買読者がいる新聞

全国紙やブロック紙に比べると発行部数や購買読者数などは少ないが費用が安く、地域に根づいた顧客を狙いたい場合の訴求が可能。

業界紙

日刊工業新聞 日経ヴェリタス 東商新聞 読売中高生新聞など
各業界や一定読者層向けの新聞

上記3紙よりもより専門的な購買層となるためBtoB向けや若年層に向けた訴求などに有効。

新聞各社によって配られるエリアや購買層が異なる

新聞広告の費用

新聞広告では他では異なる点があります。
それが「段」と言われるものです。

新聞1ページを15分割して1段毎に広告単価が異なってきます。よく言われる全面広告は全15段と表され縦15段横は1ページ全てを利用します。

今回は全国紙&記事下広告&朝刊&6ヶ月契約で料金が開示されている朝日新聞 毎日新聞 日本経済新聞 産経新聞の料金を比較。

料金は発行部数によって左右されていき、比較4社で一番発行部数の多い朝日新聞社が一番高額の¥3,305,000となっています。

今回は高くなりやすい条件でしたが全国紙であってもブロック紙や地域紙のように各地域毎にセグメントで選んだり細かく段数を選んで出稿する事も可能となっています。

金額は求む条件で大きく異なりますが新聞社や掲載位置など考慮すれば数十万~から新聞広告を打ち出すことが可能です。

新聞広告は数十万~数百万単位と条件によって幅広い

新聞広告の良い点悪い点

良い点

・公共性を有し高い信頼性がある
・地域毎のセグメントが狙いやすい
・サイズや広告費用など柔軟に選べる
・毎日見られる媒体
・数十万から広告出稿可能

悪い点

・発行部数は年々減少傾向にある
・地域性以外のセグメントは狙いにくい
・若年層への訴求は難しい
・条件によっては数百万単位の費用がかかる
・商材によっては相性が悪い場合も

訴求層へのターゲティングが重要

ご検討中の企業様へ

今回は新聞広告についてのお話でした。

新聞広告は従来からある古典的な広告手法で高い公共性を有しているので信頼性が高い広告手法です。

全国紙や地域紙など地域ごとのセグメントが得意で地元に密着した訴求なども可能です。新聞広告を行う場合は訴求したいターゲット層を予め明確にしておく事が重要です。

費用は数十万からピンきりなので幅広いニーズに答えられる手法となっています。

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